インターネット投票って
どんなもの?
インターネット投票を
知ってみよう!
プロフィール詳細
久保 史緒里
2001年生まれ、宮城県出身。2016年、「乃木坂46」メンバーとしてデビュー。
アイドル、ファッションモデル、女優、ラジオパーソナリティなどマルチに活躍。
湯淺 墾道 教授
青山学院大学法学部卒業。同大学院法学研究科修了。九州国際大学法学部教授、同副学長、情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科教授、同副学長等をへて、2021年4月より明治大学専門職大学院ガバナンス研究科教授。総務省情報通信政策研究所特別研究員、日本学生支援機構CIO補佐官、科学技術振興機構社会技術研究開発センタープログラム総括などを務める。
今年も選挙があるんだ〜。投票したけど、投票所に行く時間を作れないかも…
スマホを使って投票できないかな?
久保さん、スマホで投票はできないんですよ。
湯淺先生!
そうなんですね…
でも、なんでできないんでしょう?
スマホなどを使って投票する「インターネット投票」の実現が難しい理由は、
セキュリティや公平性に課題があるためです。
「セキュリティ」と「公平性」かぁ。
インターネットを使った投票システムは、サイバー攻撃を受けたり通信障害が発生したりする恐れがあります。
公正な選挙を行うためには、「セキュリティ」が重要です。
そして、皆さんの投票の秘密がきちんと守られるシステムづくりも欠かせません。
インターネットを使い慣れていない人に対する丁寧な説明も必要です。
インターネット投票は、便利に思える一方で実現するには課題があるんですね…。
そうなんです。
インターネット投票の実現に向けた慎重な議論が進められているんですよ。
日本以外の国でも、インターネット投票はできないんですか?
海外の一部の国ではすでにインターネット投票が導入されています。
たとえば、エストニアでは2005年からインターネット投票が実施されていて、国内外に住む有権者がインターネットで投票できる仕組みが整えられています。
ほかには、スイスの一部の州でもインターネット投票が試験的に実施されています。
実際の選挙でインターネット投票が行われている国もあるんですね!
ただ、インターネット投票を導入している国でも、不正防止や安全性向上に向けた取組みが続けられています。
インターネット投票は、投票所での投票に比べると時間や場所の制約が少なく、利便性が高いかもしれません。
しかし、便利だからこそ、技術面や安全性に関して、慎重な考慮が必要なんです。
そうなんですね。
私もインターネット投票について、もっと知ってみたくなりました!
まずは、イベントサイトでインターネット投票を体験するところから始めてみようかな!